紫外線を浴びない工夫をしよう
紫外線対策というと夏に海やプールに行くときなど対策を行なう方は多いでしょう。
しかしながら紫外線というのは1年を通して降り注いでいるものであり、夏以外にも対策は行なうべきです。
また日焼けすると見た目がかっこいいなどという理由で、無闇に皮膚を焼くのは良くありません。
紫外線は皮膚に照射すると、皮膚がんや動脈硬化になるおそれもあります。
特に皮膚がんになると一生ケアが必要となりますので、発症してしまうとたいへん苦労します。
そのために基本は皮膚を紫外線から守るということを考えましょう。
日差しの強いときは帽子を被ったり日傘を差すなど、直射日光が当たらないようにしましょう。
そして紫外線対策として行なうべきことは、日焼け止めクリームやUVケアクリームを塗ることです。
これによって、肌をクリームの膜で覆い、紫外線から皮膚を守ってくれます。
日焼け止めクリームの種類
日焼け止めクリームには、クリームタイプの他に、ジェルタイプ・スプレータイプ・パウダータイプの4つあります。
クリームタイプは高い保湿能力を有し、汗などで落ちないようなタイプもあります。
ジェルタイプは、軽く塗ることが出来、ニキビのあるような状態でも使えます。
スプレータイプは、さっと時間がないときに手軽に塗ることが出来ます。
そしてパウダータイプは、比較的肌に優しいと言われており、子供の肌にもおすすめです。
日焼け止めの効果のタイプとしては、肌に塗ることで紫外線を反射させて防止する散乱剤タイプがあり、こちらは肌への負担が比較的軽いです。
もう1つ吸収剤タイプがあり、こちらは肌に塗ると紫外線を吸収し、熱に変化させて肌を守りますが、肌への負担は大きいです。
肌が弱い方は、パウダータイプの反射効果のある日焼け止めを使うのが良いということになるでしょう。
日焼け止めには、SPFとPAという数字があります。
・SPF
通常20分ほどで肌に赤みが出てくると言われていますが、それの何倍ダメージを受けるのを伸ばすことが出来るかという数値です。
たとえばSPF3ならば、20分×3で1時間は日焼けしにくくしてくれます。
・PA
窓ガラスなどを通過する紫外線をカットする能力を表します。
PA+でやや効果あり、PA++で効果がある、PA+++で非常に効果的という表示になります。
ただ紫外線対策を行なうなら、一番効果の高い数値の高い日焼け止めを使えばいいというわけではありません。
効果が高いものほど、当然のことながら皮膚へのダメージも多くなります。
日常生活ならPA+程度のものでよく、屋外で軽く運動するならPA++、炎天下で激しく運動するならPA+++を使うというように、状況に応じて使う日焼け止めも分けると良いです。