京都の工芸品のお店
地下鉄の都筑ふれあいの丘から徒歩3分ほどの場所に、京都屋の格子戸をそなえた、素朴な作りのお店「とおりにわ」があります。
京都の伝統を伝える老舗の品物から、伝統を引き継ぐクリエーターの作品まで、京都のクリエイティブな商品を集めたお店です。
とおりにわは通り庭であり、いわゆる京都では玄関から台所を通って、庭に繋がる長い土間のことであり、風や光を通し、人々が行き交う場所です。
そんな人々がコミュニケーションを取り、そよ風の通る心地よいお店になるようにと、オーナーが願いを込めて命名しました。
お店では、和の香り漂う京漆器や金網細工、京都の調味料などがあり、さらにはバッグやワンピースなどのアパレル商品もあります。
子供の用の服や雑貨も取り扱っており、カラフルな色遣いでありながら、どこかレトロな感じのする不思議なデザインのものが多いです。
お店で販売している商品はすべて、オーナーが作り手に出会い、その想いを聞いて厳選しています。
作り手の想いが伝わってこない商品は扱わないというこだわりをもっており、厳選された逸品が揃っています。
毎月第一土曜日と日曜日は、京都北山から届くパンを販売するパン祭りを行なっており、毎回大人気のイベントです。
開催から数時間でパンは売り切れてしまうので、パンが目的なら早めに行くことをおすすめします。
想いの伝わるお店にしたい
京都のクリエイティブな魅力を伝えるために、京都出身のオーナーが横浜に構えたお店です。
京都では代々先代の伝統を受け継ぎ、創業何百年というお店もあります。
クリエイティブな精神と、時代に合わせて創意工夫してきたからこそ、何百年とお店が続き老舗と呼ばれるようになります。
そんな中で、オーナーも京都の魅力と作り手の想いを伝えたいと感じ、このお店をオープンさせました。
特に京都のクリエイターの作る作品は魅力的であり、オリジナリティに溢れており、ここでしか買えないような商品もあります。
京漆器や京指物、和紙製品や和雑貨、陶器など京都や和を感じるような商品も多いです。
さらに面白いのは、京都で作られているとんかつや焼きそば用ソース、ごま油やごま製品などの調味料、宇治茶やジャムなど色々な商品を取りそろえています。
雑貨のみならず食料品も取りそろえており、幅広い品揃えとなっています。
その他にも風鈴や和傘、手ぬぐいなどもあり、たとえば氷と書かれたかき氷屋さんにあるような手ぬぐいもあり、見ているだけでも面白い物です。
アクセサリーや、さらには歯ブラシなどもあり、こんなものまであるのという、ユニークな商品もあります。
お店は水曜日定休日となっており、それ以外の曜日は営業していますので、近くを通ったときは訪れてみてはいかがでしょうか。